プラン紹介

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超音波共鳴波形解析による非破壊試験

音響共鳴試験の原理は、素材に外力または打撃を加えて振動波形を測定するものです。全ての部品は、特定の振動波形または共鳴周波数を持っています。もしも、部品の内部または外部に変性または欠陥がある場合、その周波数は変化します。

音響共鳴試験では、ひび、空洞、素材密度または熱加工の問題等の欠陥を見つけ出すことができます。部品の振動波形を測定するためには、まずストライカーが部品を叩き、マイクロフォンを通して全帯域波形解析装置に振動波形記録をしていきます。その後、得られた波形を各部品が完全な状態の時に得られる標準波形と比較をして、周波数特性を見ながら同一番号の部品を組み合わせて行きます。新品の部品であっても、この検査で問題が発見されれば別の新品部品と交換されます。