プラン紹介

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全帯域周波数振動試験

エンジン内部の構成部品からは、それぞれが異なる速度で運動することにより様々な周波数の振動が発生します。従って、周波数ごとの振動強度を分析することにより、振動発生の原因となっている構成部品を特定することができます。

この手法は周波数解析と呼ばれるもので、振動測定診断の基礎とされるものです。全帯域振動解析装置と3軸ピエゾ素子加速度計を用いることで、測定された振動レベルを、特定部品の振動周波数と強度に分類して特定して行きます。

このFAA認定の試験工程により、ビクターアビエーション社の技術者はエンジン全体のバランスを取ることが可能になるだけではなく、エンジン内部のどの構成部品が修正を必要としているかを突き止めることができるのです。
同社のエンジン振動解析手法は業界の標準的なレベルをはるかに超えており、ビクターアビエーション社の技術者は、この工程でエンジンの設計と部品に起因する問題を特定・修正し、エンジンがよりスムーズに回ることを可能にしています。