プラン紹介

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各シリンダーの精密容積試験と調整加工

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XRブラック・エディションVII エンジンのシリンダーと吸気管の容積は、エンジン出力と滑らかさの向上のために、液体計測法により、1cc単位でシリンダー容積を測定して均一化されます。
新しく鋳造されたシリンダーは、吸気口と燃焼室の容積にばらつきがあり、シリンダー1本ごとの出力に差が生じます。

シリンダーの取り付け位置によっても、吸気系統を通過する空気流と冷却率の違いにより圧縮効率に差が出るため、シリンダーごとに出力差が生じます。
このため、シリンダー配置の順番を入れ替えたり、シリンダー内部に微加工を施してさらに容積を精密に揃えます。吸入空気流とシリンダーの取り付け位置を考慮して、1cc単位の容積調整を行うことにより、エンジンの滑らかさと出力バランスを劇的に向上させることが可能になります。